12月14日のクロージングイベントが迫る11月末の土曜日。順天堂大学のカンファレンスルームで、MEditカフェが開催されました。いよいよゲームづくりも佳境を迎え、4つのゲームを試遊しました!写真メインでちょっぴりその様子をお届けしますよー。
◆まずは『バナオーマ/アデノーマ』から

▲初めてMEditカフェでの「バナオーマ・アデノーマ」をお披露目。ホンモノの大腸腫瘍14段階の顕微鏡写真によるアデノーマカードの方を試遊。みなさん、難易度の高さに驚いています。病理医になる道は険しいのでーす!
◆Cauchyさんの『自律神経衰弱』

▲Cauchyさん、試行錯誤の末、神経衰弱っぽいルールを適応した「自立神経衰弱」を考案!自律神経にかかわるホルモンを詳細に調べ学習した努力の結晶!

▲みんなで遊びながら、さらに面白くなるにはどうしたらいいのか、ディスカッション。ルールを微調整するいくつかの提案がなされました!
◆Yuiさんの『DUOカルテ』

▲つづいてYuiさんのゲーム。身近な疾患についての知識を原因や症状等、カテゴリー分けされたカードを集めていくゲームです。なるほど!こんな疾患を入れたんだ!とドクターの私たちも興味津々。

▲専門的な内容はドクターの私たちからもアドバイスしつつ、カード内容をその場で微調整しながら試遊します!
◆鉄紺さんの『Nom Nom Metabolism』

▲鉄紺さんのゲームは、桃太郎電鉄をヒントに消化管の仕組みや構造を学ぶゲームを考案してきてくれました。栄養バランスについても学べるゲームのようです。
▲生活習慣病と消化管の仕組みという2つの大きなテーマが組み込まれたゲームでしたが、もしかしたらテーマをたくさん盛り込み過ぎかも…という意見も出て、もう少しシンプルにテーマを絞り込むことが提案されたり、すごろくゲームの欠点であるプレイヤー同士のやり取りが少ないという点をどう克服するか、みんなで知恵を集めます。
◆どりさんの『こっそリウム』

▲どりさんのゲームは、食材に含まれる塩分をテーマにしたもの。「こっそリウム」という名前が素敵すぎる~! カードもとても丁寧に作成されていました!
▲ルールが七並べそのまんますぎるのが残念!という意見が出て、どうやったら食材に含まれる驚くべき塩分量を学べるゲームへと改良できるか、みんなで考えました。
◆ふっく船長の『ぐるベビ』

▲医学生、ふっく船長考案の「ぐるベビ」。病院実習で様々な診療科を回るたびに、その診療科の内容でゲームをつくりたくなるという衝動に駆られているとのこと。そりゃ大変だ!

▲赤ちゃんが産道を通って生まれてくる際の赤ちゃんの動きをテーマにした非常に専門性の高いゲームですが、スピードっぽい簡単なルールで、赤ちゃんがたくさん誕生していくとても爽快なゲームに仕上がっています。前回カフェで試遊した時の反省がとても活かされていました。
◆メメコさんの『抜け出せ!メタボの盛』
▲最後に、メメコさんのゲーム。当日、メメコさんは不在でしたが、私たちが預かって試遊してみることに。タイトル通り、生活習慣病にならないように1週間のランチメニューを考えていくゲームです。「サラダマスター」のように、カードをスポンジ上に立てられる仕様になっている工夫が素敵です!

▲いくつか改善案が出てきましたので、メメコさんにフィードバック(で、パチリ)。
気がついたら、5時間近くぶっ通しでのテストプレイ。疲れてふらふらとなりましたが、充実の楽しいMEditカフェとなりました。
気になった方は、今度の日曜日のクロージングイベント、ふらっとお越しください!(まだ、参加申し込み受付してしますよー)
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投稿者プロフィール

- 趣味は読み書き全般、特技はノートづくりと図解。一応、元バレリーナでおしゃべり(おえかき)病理医。モットーはちゃっかり・ついで・おせっかい。エンジニアの夫、医大生の息子、高校生の娘、超天然の母(じゅんちゃん)、そしてまるちゃん(三歳♂・ビション・フリーゼ)の5人+1匹暮らし。