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お知らせ NEWS
2023.07.20
2023.07.20
広尾学園中学校にてMEdit授業「ウイルスバトル」開催!
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今年もおじゃましてきました、広尾学園中学校!
今年度は、7月と12月の2回にわたり、中学生から希望者を募ってMEdit授業が開催されます。今回のテーマは、STEAMライブラリー動画教材「おしゃべり病理医MEdit Lab」の中の「医学×バイオ」。
ヒト対ウイルスの対戦型カードゲームである「MEditウイルスバトル」を中心にいくつかのワークに挑戦してもらいました。
元気な声が響くサイエンス・ラボ。参加してくれたのは30数名の中学生、そして、7つのグループにはひとりずつティーチングアシスタント役の高校生がついてくれました!
授業を進行してくださったのは、生物の岡田奈智先生。ウイルスバトルで遊ぶ前にウォーミングアップの問題が次々と先生から出題されます。
「パンデミックを何かに見立ててみると?」
「ウイルスっぽいものって何だろう?」
ティーチングアシスタントの高校生の先輩にリードしてもらいながらグループ内で色々な意見を交わす中学生のみなさん。「うわさ話に似ているよね(ちょっとずつ変異しながら広がるもの)」「インクの染みみたい(じわーって広がるし、気がついたらあちこちについてるし)」「爆弾みたい(一気に広がるでしょう?)」「ふえおにに似ているよ(タッチされたら鬼になっちゃうみたいに)」様々な意見が出るたびに、なるほど~!とか、よくそんなの思いつくな~と感想を言い合う生徒さん。
おしゃべり病理医も時々、説明を加えます。「見立てというのは、何か別のもので代用するということ」「〇〇に似ているなぁっていうノリで考えてみるといいと思うよ」「一見関係がなさそうなもので見立てると面白いですね」生徒さんが熱心に聞いてくれます。
場が温まったところで、いよいよ「MEditウイルスバトル」に挑戦です。まずは動画でルールをおさらいします。
手元にはルールブックと、各種カードたち。準備は万端です。
ヒト対ウイルスに分かれて仲間で話し合い作戦を練ります。「このカードは、使えるんだっけ?」「<溶解>ってどういう意味だっけ?」
ルールブックを何度も確認しながらゲームを進めていくうちに知らず知らずウイルスや感染対策の知識が身についていきます。
ティーチングアシスタントの高校生は、バトルの神様役としてゲームの進行役を務めつつ、勝敗の行方を見守ります。時折、ウイルスとヒトのどちらが勝ったのか解釈に悩む場合もでてきますが、その都度、専門用語の意味を確認していくことで、理解を深めていきます。
1時間ほど遊んで、終了!最後に配布されたMEdit Labのパンフレットやおしゃべり細胞LINEスタンプのバッジについて、おしゃべり病理医が紹介してお開きとなりました。
授業終了後は、ティーチングアシスタントのみなさんと「お疲れ様タイム」!岡田先生からの差し入れのお菓子をいただきながら、ちょっとおしゃべり。
岡田先生、ティーチングアシスタントのみなさん、そして参加してくださった中学生のみなさん、ありがとうございました!12月はまた違ったワークを携えて、おじゃましますね!
■おまけ■
広尾学園のホームページでは、授業の様子が動画配信されています。