診療すごろく COLUMN
おしゃべり病理医・小倉加奈子先生と名古屋に行ってきました!今回はMEdit Labの出前授業ではなく、病理医として学会に参加してきました♪
名古屋国際会議場の正面玄関には大きな看板が
◆医師の「部活」
「学会」を一言で言うと、その分野を深く知りたい、
私は「日本病理学会」と「日本婦人科病理学会」
◆学会のミッション
学会のメインの活動を3つご紹介します。
ひとつは、情報発信です。多くの学会が機関誌を出していたり、
◆医師の大発表会
学会が開催する集会は、発表会のイメージです。
先日参加したのは「第113回日本病理学会総会」で、年に一回の1番大きな集会です。名古屋の国際会議場という大きなスペースを3日間借りて行われました。私しんしんは、ポスター発表をしてきました!ポスター発表では、
ポスター発表を行うしんしん。背筋まっすぐ、直立不動でカタイポスター座長(司会のこと)を行うおしゃべり病理医。年の功か、リラックスしている様子
プレゼンは5分と短いのですが、初めてお会いする先生方の前での発表で緊急しており、顔が固いですね!質疑応答の時間があり、自分の症例に関して、他の専門医の意見を聞ける貴重な機会です。
◆学会のため休診します
年に数回とはいえ、集会に参加する時には医師が病院を離れますので、診療にも多少影響が出ます。クリニックでは「学会のため休診」ということもあります。そこまでして参加する必要があるのか?私はあると思います。今も医学の進化のスピードははやく、新しい治療法がでてくることもあれば、今までの治療が行われなくこともあります。昔学んだ知識だけで診療を続けることは、患者さんにとっても望ましくありません。「新しい情報を仕入れに行ったのだな!」と温かく見守って頂ければと思います。
ちなみに、学会によっては、一般の方も参加できるコーナーをご用意しています。今回の病理学会でも小学生から参加できる実験コーナーがあり、たくさんの方に来て頂きました。みなさんも気になる学会がありましたら、ぜひチェックしてみてください♪
一般の方に向けて病理を紹介するコーナーも!実はおしゃべり病理医もスタッフとして参加していました♪
ー参考webサイトー
投稿者プロフィール
- 全方位に目があるんじゃないかという細やかな気配りのできる逸材。寛大で誠実、緻密な仕事ができるのに人に優しい。病理医とSTEAM教育研究者の二足の草鞋を履くお母さん。愛くるしいパンダに似ているのであだ名は「しんしん」。
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