コラムをごらんのみなさん、はじめまして。看護師の村上愛実と申します。

みなさん、「看護師」と聞いてどんなイメージがありますか？

働く女性をイメージする人もいるでしょうし（実際に、看護師として働く女性は9割以上で男性は1割にも達していません）、手術室で医師にメスを渡す姿を想像する人もいるでしょう。他には、入院する患者さんにケアする姿から白衣の天使を連想する人もいるかもしれませんね。

ひとえに「看護師」といっても活躍の場、専門性も様々です。かく言う私も現在は病棟ではなく多職種・他部門と協力しながら、患者さんのみなさんが治療に専念できるように病院の環境を整えていく仕事をしています。

みなさんと同じように私にも学生の時があり、将来の進路を決めた、その瞬間がありました。「働く」こと、そのイメージは当初漠然としたものでしたが、仕事を知れば知るほど面白く、そして楽しく、やり甲斐を感じるものです。

私は大学生の時に百万人に1～2人の発症率と言われている難病を患い、現在も様々な薬で治療を行っています。また、鼻と口で呼吸することができないため、喉に気管切開の手術を受けました。看護師として働く前に、病院で1年近く、患者として過ごした様々な検査や治療、看護ケアを受けたことは、今の私を形作る、とても大切で貴重な経験です。学生の時、入院していた時、そして働く今では、それぞれ違った視点で「看護師」を捉えてきました。

みなさんにもMedit Labの様々なコラムを通じていろんな角度から医学を見ていただけたらと思います。私からは看護師の活躍の場や、専門性、チーム医療ってどういうこと？などなど、「看護」を通じて、私の得意な動画制作も交えながらコラムを発信していきたいと思います！

これまで様々なことにチャレンジしてきましたが、コラムを連載する機会を頂けるとは思いもよらず、とてもワクワクしています。さらに、同じくコラムを連載中の妹、臨床検査技師の「西岡夢実」と姉妹でコラムを連載する機会を頂けるなんて！皆さんにも楽しんでいただけるような姉妹コラムも配信しますね。See you next time！