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2025.07.28
2025.07.28
“世界で一番おもしろい「保健体育」の授業(通称もしドク)”が開催されました!
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連日35度超えの猛暑が続いた2025年7月27日(日)、MEdit Labがお送りする特別授業「世界でいちばん面白い授業〜もし順天堂大学の現役ドクターが本気で「保健体育」の授業をしたら」が開催されました!

順天堂大学お茶の水キャンパス小川講堂には、夏休みが始まったばかりの中学生から高校生、保護者の方々から研修医、そしてプロのゲームクリエイターまで総勢136名が集結。スタッフあわせて総勢150名以上が、夏の太陽に負けないアツい眼差しでドクターたちの授業に聞き入りました。

特別授業は、MEdit Lab代表のおしゃべり病理医・小倉加奈子による「朝礼」からスタート。専門性が高く感じられる「医学」とは、じつはみなさんが中学高校で学ぶ「保健体育」なのだというお話に一同は驚きつつも納得。

そしていよいよ「世界でいちばん面白い授業」が開幕。1時間目はがん、2時間目は応急手当、3時間目は生活習慣病。それぞれ順天堂大学の現役ドクターである小倉加奈子先生&發知詩織先生、小松孝行先生、福島理文先生が授業を担当。病理医ドクター、スポーツドクター、循環器内科ドクターそれぞれの立場から、がんの原因から熱中症の早期発見法、今から気をつけたい生活習慣病予防など、ここでしか聞くことのできない特別な「保健体育」のレクチャーが行われました。

たっぷり医学知識を浴びたあとで、ふたたびMEdit Lab代表小倉先生が登場。「医学=保健体育」をベースに、それぞれが医学ゲームをつくるというMEdit Labのワークショップ内容についてあらためてお話がありました。そう、この特別授業は「医学をみんなでゲームする」というワークショップのオープニングイベントでもあったのです。

ゲームを作ることは、学び方を学ぶこと。ゲームを組み立てるプロセスでは、試験勉強とは違うかたちで物事の仕組みを理解し、他者視点に立って物事を観察し、試行錯誤を繰り返していきます。学ぶ力もコミュニケーション能力もレジリエンスも育まれるゲームづくり。この新しい学びを体験できるワークショップのご案内をして、特別授業は幕を閉じました。

そして、「放課後」は場所を変えて、現役ドクター&医学生とともにゲーム大会! 大きなカンファレンスルームには、昨年度までのワークショップで高校生たちが考案した医学ゲームが持ち込まれました。商品のように綺麗にデザインされたカードに驚いたり、今日聞いたばかりの知識を活かして応急処置を考えるゲームに挑戦したり、ドクターVS高校生で対決してみたり、ボロ負けするドクターに大笑いしたり……。予定した時間を大幅にオーバーして、名残惜しみつつ終了。医学ゲームの面白さを体感する時間となりました。

詳細なイベントレポートは、文系ウメ子ちゃんねるより後日配信いたします。充実の報告を、お楽しみに!