もう7月! 7月20日に順天堂大学お茶の水キャンパスで開催されるオープニングイベントが近づいてきました。このイベント、登壇者が豪華なんです。ご覧になりました?
●多数のコラムでお馴染み、おしゃべり病理医
MEdit Lab主宰 小倉加奈子先生(順天堂大学人体病理病態学講座 教授)
●練馬病院の若き臨床検査科長!
MEdit Lab 發知詩織(順天堂大学 人体病理病態学講座 助手)
●なんと夫婦で登場。コラム「ドクターほっちの救急箱」連載中
發知佑太(順天堂大学練馬病院 救急・診療治療科)
そしてそして、
●『ボードゲームで社会が変わる』など著作多数!
評論家 與那覇潤さん
●2023年度ワークショップでもレクチャー&添削を担当くださった
文筆家・ゲーム作家 山本貴光さん(東京工業大学教授)
與那覇潤さんについては、2本の記事でご紹介しています。
・おしゃべり病理医による『ボードゲームで社会が変わる』紹介
・文系ウメ子による『知性は死なない』紹介
■山本貴光さんが、MEditLabコラボレーターに!
2023年度からMEdit Labワークショップにて、ゲームづくりの何たるかを惜しみなく披露くださった山本貴光先生。なんと、2024年度からMEdit Labコラボレーターとしてジョインくださることになりました!こちらのメンバーページに、しっかりお名前が刻まれています。(似顔絵はおしゃべり病理医作)(似てる)
■山本貴光先生がわかる、3つのポイント
では、山本貴光先生とは何者なのか。3つのポイントからご紹介していきます。
1)家に5万冊の“マルジナリアン”
山本貴光先生は、現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院で哲学を教えておられますが、もともとはゲーム・クリエイターであり、文筆家。そして、無類の本好きとしても有名で、ご自宅は「森の図書館」と呼ばれるほど。
本の館のお写真、山本先生から頂戴しましたので、ぜひこちらの記事からご覧ください。(謎の「マルジナリアン」の意味も記事を読めばわかる)
2)ゲームづくりのコツを伝授
山本先生は、専門学校でもゲームづくりについて教鞭をとっておられたことがあります。専門学校で数年かけて教える内容を、MEdit Labワークショップでも惜しみなくレクチャーくださいました。その一部は、サイト上でも読むことができますし、動画教材としても公開しています。
2023年度、最初のレクチャーはこちらの記事で。「ゲームとは失敗を楽しむもの」「ゲームクリエイターは意地悪になれ」など、名言とともにゲームづくりの極意を学べます。
3)クリエイションの極意が人生訓に
そして、山本先生のレクチャーを聞いていると、じつに不思議な感覚になるのです。なぜかといえば、ゲームづくりの話を聞いているはずなのに、なぜか大事な人生訓を教わっている気分になるから。
こちらの記事では、2023年度ワークショップで実施された山本先生とおしゃべり病理医小倉先生との対談がダイジェストされています。
「プロのゲーム作家がどのように調べ学習をしているのか」「クリエイションのコツとは」という質問に答えてくださっていますが、この話、学校生活にもこの先の人生にもおおいに応用できるものになっているのです。
▲ちなみに、この立派な会場が7/20にワークショップを開催する「小川講堂」です(順天堂大学お茶の水キャンパス)
いかがでしたか。巷にもファンが多い貴光先生(ウメ子もその一人)。ぜひ、飄々としながらも、物事の芯を鋭く抉る山本先生の語りを聞きにいらしてください。
投稿者プロフィール
- 聞き上手、見立て上手、そして何より書き上手。艶があるのにキレがある文体編集力と対話力で、多くのプロジェクトで人気なライター。おしゃべり病理医に負けない“おせっかい”気質で、MEdit記者兼編集コーチに就任。あんこやりんご、窯焼きピザがあれば頑張れる。家族は、猫のふみさんとふたりの外科医。