文系ウメ子ちゃんねる
文系ウメ子ちゃんねる COLUMN
2023.07.10
2023.07.10
【誰でも参加OK!】医学っぽい自己紹介をしてみよう
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MEdit Labではワークショップに関連したコラムが連打されていますね。もしかして、「私、参加者じゃないから関係ないわ〜」と思ってらっしゃるかしら。だとしたらもったいない

じつはこれらの記事、ワークショップに参加していないみなさんにも、読んでもらいたいものだったりします。というのも「ウェブ上でワークを体験できる」のが、MEdit Labのコラムだからです。ということで、今回はMEdit Lab史上初めて、読者のみなさんにご参加いただけるワークをお持ちしました!

それが「医学っぽい自己紹介」です。ほら、どんな方がMEdit Labを読んでいるか、お互いに気になるじゃないですか。ご回答いただくと、回答内容は匿名にて後日公開し、そのとき文系ウメ子からお一人おひとりの「思考のクセ」を分析するようなコメントをお届けします。

6月のリアルワークでは、ゲームづくりのためにものごとを《要素機能属性》に分けるというシステム思考を学びました。(ワークの様子はこちらのイベントレポートで、システム思考の詳しい内容についてはおしゃべり病理医のコラムでご紹介しています)

このシステム思考は、ゲームであっても、学校や病院といった組織であっても、世の中にあるあらゆる仕組みの分析にも使えますが、じつは「自分」の分析にも使える武器なんです。ということで、ウェブワーク第1回では、ご自身のさまざまな《要素機能属性》を取り出してみてみましょう。(みなさん、MEdit isLandのマップをご覧ください。猫のマークのバスストップが見えますね。ここが噂の「ウメ屋」です、ようこそ)


webワーク お題1
 〜 医学っぽい自己紹介 〜

やっていただくことは簡単です。
5通りの自己紹介をしてください。ルールは3つ。

(1)1項1文で、5つの文章を作ってください。
(2)文の形式は「私は◯◯な□□です」としてください。
(3)□□のところは、医学っぽい言葉を選んでください。


回答例:
私は、2000年生まれのホモサピエンスです。
私は、コンビニ弁当を主食とする体長160cmの生命体です。
私は、右下の奥歯を治療中の歯科患者です。
私は、針を刺されるのは嫌いだけれど献血所でお菓子をもらうのが好きなA型の献血者です。
私は・・・・

イメージ、つかめましたか? なかなか回答が浮かばない!という方は、「五臓の湯 成分表」に書かれた10の質問にまず答えてみましょう。10の質問の答えを書き出してみたあとに、「医学っぽい自己紹介」に戻ってくるとぐんぐんアイデアが出てくるはずです。

また、このお題については「たくさんのわたし」という呼び方で、こちらの映像教材にておしゃべり病理医が動画で解説しています。ヒントが欲しい方はぜひ回答前にご覧くださいね。

STEAMライブラリー おしゃべり病理医のMedit Lab
みんな「いいね!」病にかかってる 「たくさんの私」のススメ(ココロワーク3)
▲こちらのサムネイルから動画ページにジャンプできます。遷移先で動画が自動再生されるわけではないので、安心して見に行ってみてください。お題の解説は23:14以降です。

■回答方法
以下のGoogle Formに5つの自己紹介を書いて送ってください。
ウェブワーク投稿フォーム
締切は2023年7月23日(日曜)24時です。

送っていただいた回答は、後日、MEditLabサイト上にて匿名(ハンドルネーム)にて公表し、コメントをお送りいたします。奮ってご応募くださいませ。

■対象者
◯このページをご覧になったすべてのみなさまに、ご参加いただけます。年齢制限もありません。いつもはコラムを読んのみなさんもぜひ編集ワークを体験しましょう!
◯Medit Lab ワークショップの参加者さんは、ゲームづくりのヒントとなりますのでかならずご回答くださいね。

■ウメ屋のささやき

このワークは、「医学をみんなでゲームする」というワークショップのカリキュラムに組み込まれたもの。ここでどうしてこんな自己紹介をするんだろう?って思った方もおられるでしょうか。鋭い。問いや違和感をもつのはとっても大事です。ちょっとだけ裏話をいたしましょう。

第1回のワークショップを思い出してください。最後に配られたのは、どんなプリントでしたか。そうです、五蔵の湯 成分表でしたね。これは、みなさん一人ひとりが、医学のどの分野について問題意識をもっているか、それを掘り当てるためのツールでした。今回のウェブワークはその続きです。

ワークショップでは、みなさんお一人おひとりが「医学を学ぶゲーム」をつくっていただきます。医学のテーマを選ぶのは、みなさん自身。こちらから指定することはありません。ということは? そうなんです、いまの段階で、みなさんのなかに眠る医学への問題意識を発掘しておくことがきわめて重要になってきます。おっと、この続きは講評のときにお話しいたしましょう。

何が言いたいかといえば、「このウェブワークにしっかり取り組むと、ゲームがつくりやすい」ということです。さあ、ごゆるりと。

投稿者プロフィール

梅澤奈央
梅澤奈央
聞き上手、見立て上手、そして何より書き上手。艶があるのにキレがある文体編集力と対話力で、多くのプロジェクトで人気なライター。おしゃべり病理医に負けない“おせっかい”気質で、MEdit記者兼編集コーチに就任。あんこやりんご、窯焼きピザがあれば頑張れる。家族は、猫のふみさんとふたりの外科医。